これは、地域の「社会課題解決」をめざし全国展開しているローソンが、障がいがある人の就労の場の確保や賃金向上を目指し、鳥取県や日南町と協力して実現した取り組み。NPO法人名義でローソンを運営するのは、全国およそ1万5000店舗ある中で初めてのことです。

実はこのローソン、山あいの町・日南町唯一のコンビニエンスストア。
元々は別のオーナーが運営していましたが…
ローソン鳥取支店 菅邦夫支店長
「この山間地域というところで、今後お店を存続させるためにはやはりそこを経営していただくオーナーが必要な中、非常にそこにいま苦戦している」
今年1月で契約が満了して以降新たなオーナーが見つからずにいたところ、白羽の矢が立ったのが日南町内で作業所を運営していた「あかり広場」でした。
NPO法人あかり広場 渡部恵子代表理事
「障がいのある人もない人もそれぞれが助け合って、自分らしい生活をする。そして地域で慣れているところでいい人間関係をもってその人なりの生活ができるという第一歩が始まったと思う」