閉館した青森市の「棟方志功記念館」について、青森商工会議所は市に対し、利活用に向けて早急に要望をすることを決めました。
2024年3月に閉館した棟方志功記念館に関する青森商工会議所の要望事項には、修復を行った上で絵画について、称える施設として再び開館することや、志功没後50年にあたる今年度中に再生計画を策定することなどを挙げています。
青森商工会議所 ワーキンググループ 成田耕造 座長
「お金のかかる話ですので、きちんと予算に盛り込んでいただいて、できるものを前へ進めて、庭と一緒に作品を見るという意味で顕彰できる場所を早く作っていただきたい。聖地奪還という気持ちで、西市長に早く利活用を前進してもらうように要請してまいりたい」
商工会議所の部会は6月、富山県にある志功ゆかりの地や、閉館した棟方志功記念館を視察して状況を確認していました。
今週中に青森商工会議所の正副会頭やワーキンググループのメンバーが、西 秀記 市長に要望書を提出する予定です。