霧島連山の新燃岳では、先月27日に発生した噴火が現在も続いています。火山性地震も多い状態が続いていて、注意が必要です。
気象台によりますと、新燃岳は先月27日に噴火し5日経った現在も連続して噴火が続いています。きょう1日午前9時には噴煙が火口から1300メートルの高さまで上がりました。

火山性地震は、先月24日の845回をピークに、きょう1日は午前10時までに69回と依然、多い状態が続いています。
新燃岳は、噴火警戒レベル3の「入山規制」が継続中で、気象台は、火口からおおむね3キロの範囲で大きな噴石に、おおむね2キロの範囲で火砕流に警戒を呼びかけています。
噴火が継続した場合、降灰は午後3時までに火口から南西の霧島市や湧水町方面に予想されています。