7月20日に行われる参議院選挙では、止まらない「物価高」が大きな争点となっています。有権者が何を重視して投票しようとしているのか、聞いてきました。
都議選で大敗の自民党 石破総理「先頭に立って全身全霊、参院選を戦う」
2024年の同じ時期と比べ、5倍もの食品が値上げされることとなり、出費がかさむ夏になりそうな中、7月3日に迫るのが、参議院選挙の公示です。

参院選の前哨戦とも位置づけられた東京都議会選挙では、過去最低の21議席(-9)と大敗した「自民党」。
6月28日、石破総理は自民党の会合で、都議選で3議席を獲得した「参政党」などを念頭に、警戒感を示しました。

石破茂 総理大臣
「いろんな新しい政党が支持を集めているのはなぜなのかということを、きちんと党として分析して、私自身も先頭に立って全身全霊、この選挙(参院選)を戦ってまいります」
さらに、“消費税の減税”を支持する声が高まっていることについて、武見参院議員会長は…

自民党 武見敬三 参院議員会長
「それ(減税)がSNSなどを通じて、大衆迎合主義の中で広がってしまっている状況を、私どもは何としても、これから抑え込まなければならない」