2026年に青森県で開かれる国民スポーツ大会の会場の「七戸町総合アリーナ」に、不審者が侵入したことを想定した対応訓練が行われました。

「七戸町総合アリーナ」は、2026年10月に開かれる国民スポーツ大会の剣道の会場となっています。

この場所に、不審な液体を持った男が侵入したという想定で対応を確認する訓練が行われました。

通報を受けて駆け付けた警察官が、液体を持った不審者を確保し、町の職員が観客を外に避難させるまでの手順を確認しました。

そして、到着した機動隊が液体を回収して除染するなど、非常時の対応に万全の体制で臨めるよう連携を取っていました。

七戸町 田嶋邦貴 町長
「万が一のときに、こういうことを経験しておけば、その時になっても落ち着いて対応できる」

七戸署 洞内友美 署長
「訓練した成果を、警察と大会主催者である七戸町役場の職員のみなさんと課題を確認しましたので、今後の治安警備に役立てたい」

七戸警察署は、ソフトボールの会場となっている東北町でも、非常時に備えた訓練を行いたいとしています。