米子児童相談所の一時保護所で提供された給食に、プラスチック片が混入していたことがわかりました。
米子児童相談所によりますと、6月29日の昼食で出された給食のみそ汁に、長さ約7ミリの白いプラスチック片が見つかりました。
このみそ汁を食べたのは、一時保護中の中学生3人と職員3人で、職員がみそ汁を口に含んだ際に硬いものに気付き、口から出すとプラスチック片だったため、すぐに児童の食事を中止させました。
30日時点で健康被害は確認されておらず、県は児童や保護者に説明と謝罪を行ったということです。
給食の調理は民間事業者に委託していて、みそ汁の具材は委託先の事業所でカットされ、最終調理は児童相談所内の調理室で行われていました。
調理器具に破損はなく、異物の混入場所や原因は分かっていません。
児童相談所は米子保健所の指導に基づき、調理室の再点検などを行うとともに、委託業者に対して食品の安全管理の徹底と原因究明への協力を求めたということです。