鹿児島県内はきょう30日も気温が上がり、厳しい暑さとなりました。県内11の地点で、6月の観測史上最高となりました。

(記者)「鹿児島市もジリジリとした日差しが照り付けています。日傘をさしていてもほとんど意味がないぐらい、汗が流れてきます」

鹿児島市の気温は34.1度まで上り、多くの人が日傘や手持ちの扇風機などで暑さをしのいでいました。

(鹿児島市民)「毎年毎年だんだんひどくなってきている。水分を摂るとか冷房は欠かせない」

(鹿児島市民)「扇風機を持ち歩くようにしているのと、保冷剤持ち歩いている。暑くて2人とも。しんどい」

(埼玉県から)「自分が住んでいるところより湿気がすごいので、汗がすごい。参った」

各地の最高気温は、さつま町柏原で35.3度、伊佐市大口で35.2度の猛暑日となったほか、南さつま市加世田で34.7度など、県内11の地点で6月の観測史上1位を更新しました。

県内では30日、熱中症の疑いで14人が救急搬送されました。

なお、県内はこの先2週間、気温がかなり高い日が続く見込みです。引き続き熱中症や農作物の管理に注意してください。