北アルプスの燕岳で29日午後、1人で登山していた千葉県の64歳の女性が、足を滑らせて登山道から20メートル余り滑り落ち、軽いけがをしました。

救助されたのは、千葉市美浜区に住む64歳の公務員の女性です。

安曇野警察署によりますと、女性は、28日、安曇野市にある一ノ沢登山口から1人で入山し、29日に燕岳に向けて縦走していましたが、午後1時過ぎに、標高およそ2600メートルの蛙岩の近くで足を滑らせ、登山道から20メートル余り斜面を滑り落ちました。

通りかかった他の登山者の通報で、北アルプス南部地区山岳遭難防止対策協会の救助隊員が出動し、女性は午後4時半過ぎに救助されました。

女性は腕や足にすり傷や切り傷の軽いけがをしたということです。