文部科学省は23日、全国の公立校を対象にした中高生の英語力についての調査結果を公表しました。

このうち中学生では、3年生で英検3級(身近な英語を理解し使えるレベル)以上の英語力がある生徒の割合が都道府県別でみると福岡県は62.6%で2番目に高く、政令指定都市別でみると福岡市が65.9%でこちらも2番目と福岡県、福岡市ともに全国でも高いレベルに。

そして、前年度よりその割合が増えています。英語力向上のためにどんな取り組みが行われているのか、教育の現場を取材しました。

英語でコミュニケーション

福岡市中央区にある舞鶴小・中学校です。

中学3年生の英語、一体どんな授業が行われているのでしょうか?

最初の内容は・・・英語のコミュニケーション能力を伸ばす「スモールトーク」。

2人ずつペアを組み、英語で会話をします。

何気ない話題でイエス、ノーでは答えられない質問を投げかけることで会話を広げる英語授業のウォーミングアップです。

次の内容は「なりきり音読」教科書の登場人物になりきってグループでやりとりします。

テーマは「急いで!」

きょうの授業では、ペアやグループを組み20分以上が英語を話す時間に当てられました。