きょう(30日)、熱中症の危険性が極めて高い危険な暑さが予想されるとして、環境省と気象庁は、今年最多となる17県20地域に「熱中症警戒アラート」を発表しました。

環境省と気象庁は、きょう、「暑さ指数」が33以上となり、熱中症の危険性が極めて高くなる危険な暑さが予想されるとして、広島県や福岡県など、今年最多となる17県20地域に「熱中症警戒アラート」を発表しました。佐賀県への発表は今年初めてです。

「熱中症警戒アラート」が発表されたエリアでは、▼普段以上に屋内の気温や湿度に気を配り、エアコンなどを適切に使用し、より涼しい環境で過ごしてください。▼こまめに休憩を取り、水分・塩分を補給してください。▼人の健康に関わる被害が生じるおそれがあります。暑さから自分の身を守ってください。

また、▼屋外や、エアコンが設置されていない屋内での運動・作業・活動は、できるだけ中止や延期を検討してください。▼激しい運動は禁物です。

さらに、▼特に暑さに弱い高齢者や障害者の人たち、小さな子供たちに対しては、大丈夫かどうか声をかけてあげてください。

「熱中症警戒アラート」は、「気温」と「湿度」、「輻射熱」などを考慮して熱中症のなりやすさを示す国際的な指標「暑さ指数」をもとに発表される情報です。

「熱中症警戒アラート」は、熱中症を起こす危険性が極めて高くなる、「暑さ指数」33以上の危険な暑さが予想される場合に発表されます。

「熱中症警戒アラート」は環境省の「熱中症予防情報サイト」やLINE公式アカウントなどで確認できます。