山形市と友好都市になっている台湾の台南市(たいなんし)に向けて、きょう、願いを込めた「ちょうちん」が作られました。

吉川明穂 報告
「台湾では、こういったちょうちんを 飾る風習があるということで、
 きょうは大学生が、このちょうちんに山形の魅力をデザインしていきます。」

山形市と台南市は、友好都市になって5年目。

コロナ禍で、実際に交流ができないことから去年からちょうちんを贈りあっています。

今年8月には、台南市からちょうちんが届き、山形市内を彩りました。


きょうは、そのお礼に、東北芸術工科大学の1年生がちょうちんを制作しました。

大学生
「前回台湾からちょうちんが届いたことに対する、ありがとうという気持ちを込めて、台湾語でありがとうという意味のドゥーシャオリーという言葉を書きました。」

「山形のくだものを書いています。」
「台南市と山形市のつながりになるちょうちんにしたいので、山形全開のちょうちんにしたいと思います。」

「山形県のロゴを書いています。山形に足を運んでもらえたらと思います」

「ぱっと浮かんだのが銀山だったので」
「台南市の人に来てもらいたいね!」
「来てもらいたいです!来てね!」

「台南の人に、山形の存在を知ってもらいたいと思って、文字で表しました」
「緑が好きなんですか?」
「大好きです」

なかには、謎のキャラクターを描く学生も!

大学生は
「台南市のゆるキャラなんですけど、
 サバヒーというおさかなの ゆるキャラで、それが山形の芋煮に浸かっているというイラストになっています」
『え!あのキャラクターがここにある、なんでだろう?』『え!山形?山形ってどこだろう?』という知るきっかけになったらいいかなと思って書いてみました」

台南市に贈るちょうちんは、
山形市内の小中学生が作ったものと合わせて219個で、今月中に台南市に贈られ旧正月である来年1月に飾られるということです。