3D技術を生かして伝統あるねぷたをより詳細に次世代へ継承するため、青森県弘前市の高校で特別授業が開かれました。
弘前高校で27日開かれた特別授業は、生徒たちが毎年夏の学校行事のために制作しているねぷたを次世代へ継承するため、NTT東日本が企画しました。
NTT東日本グループ NTT‐MEの職員が講師となり、生徒に指導したのは写真から3DCGを生成する技術です。この技術を使うとねぷたを立体のデータとして記録でき、翌年以降の制作の参考にすることができます。
生徒たちはねぷたに見立てたダンボールを実際に撮影し3Dスキャンのノウハウを学びました。
受講した生徒
「ぜひとも本番 弘高ねぷたをしっかりと形にしてデジタルのデータとしてちゃんと残して、後世にこの文化 ねぷたという伝統を継承していきたいと強く思った」
生徒たちは7月23日の学校行事で3Dスキャンを実践し、運行するねぷたをデータ化するとしています。