「野菜の育ち、味、どういう料理が良いか」直接伝えたい!

この日は、旬の栗と新ショウガがメインとなるように、立体的なディスプレイにしていきます。


村岡次郎さん:
「自然のそのままの状態を見せたい。ショウガなんかも茎もとらずに、ショウガってこうやってなっているというのを見せて、驚いてもらおうと。そういった形で野菜をもっと身近に感じてもらう」


2時間が経過すると何もなかった場所に立派なマーケットができました。開始時間になると、野菜を買い求める人たちで賑わい出します。対面販売だからこそ対話も欠かしません。

村岡次郎さん:
「農家さんの顔浮かびます?スーパーで野菜コーナーに行くと農家の写真があるが」


購入した人:
「あまりピンとこない。スーパーで買うと。こうして直接お話しすることで選ぶ楽しみもあるし、何よりおいしい」


購入した親子連れ:
「形は不揃いだったりするが、食べていて安心。それが一番」

村岡次郎さん:
「野菜がどうやって育った、どういう味か、どういう料理をした方が良いか。そういうのも教えられるので、そういうところがマーケットに来るお客さんが感じる魅力なのかと」


力強い大地の恵みが集う仙台のファーマーズマーケット。そこには、有機野菜の魅力を自分の言葉で伝え続けていく農家の姿がありました。