みなさんは、ファーマーズマーケットを知っていますか?農家が栽培した野菜を持ち寄り直接販売する市のことですが、仙台市内でも週に1度マーケットが開かれています。開いているのは、元会社員の農家の男性で、環境に配慮した有機農業でつくる野菜のおいしさを多くの人に知ってもらおうと活動しています。

■ファーマーズマーケットってナニ?

仙台市青葉区で毎週土曜日のみ開かれるマーケット。

麻や木箱に並べられているのは、彩り豊かな季節の野菜です。野菜は、全て量り売りで販売されています。

店頭に立つのは農家の村岡次郎さん(37)です。

村岡次郎さん:
「自分で見ても綺麗だなと思うところがあるから、通りがかりの人も思ってくれて立ち止まってくれるのかなと思う」


村岡さんが目指すのは、本場アメリカのファーマーズマーケット。ファーマーズマーケットとは、地域の生産農家がそれぞれ農産物を持ち寄り、消費者に直接販売する市場のことです。

生産者が直接野菜の魅力を伝えられるだけではなく、消費者からの感想を聞けることも醍醐味の一つです。

村岡次郎さん:
「クリ、この前、買いました?」


買い物客:
「すごくおいしかったです」


村岡さんの農園は、宮城県村田町にあります。