梅雨明けした27日、大分県佐伯市の高校では恒例の海の体育祭が開かれ、青空の下生徒が伝統的な船を使ったレースに挑みました。

佐伯市の日本文理大学附属高校では毎年、海のクラスマッチ「汐風祭」を開いています。

27日は市内の瀬会海岸で全校生徒490人が様々な競技に臨みました。汐風祭の名物となっているのが鹿児島の奄美大島に伝わる船「サバニ」を使った競争です。およそ20年前、奄美大島出身の現在の教頭先生が船を譲り受けたことをきっかけにクラス対抗レースが始まりました。

(生徒)「めっちゃ楽しいです」「腕がもうパンパンになりました」「見ているだけでめっちゃ夏を感じる」「たくさん思い出を作ろうと思います」

梅雨明けの青空の下、生徒は海の上での白熱したレースを通じて、あらためて仲間との絆を深めました。