JA福島五連の役員が決まり、26日、就任会見が行われました。価格高騰が続くコメについて、「消費者の理解を得られる水準が必要」との認識を示しました。
26日、JA福島中央会の総会などが開かれ、新たな役員が決まりました。新たな会長には、JA会津よつばから、原喜代志さんが選出されました。原さんは、会津美里町出身の69歳で、2022年からは、JA会津よつばの代表理事組合長を務めてきました。
JA福島五連・原喜代志会長「高齢化であったり担い手不足であったり、肥料、農薬、燃料、その他が値上がりして生産費を圧迫している。農業者に寄り添う事業展開を図る」
また、スーパーでの販売価格が5キロあたり3920円と依然として高い水準で推移するコメについては、農家が生産し続けられることが必要との認識を示した上で、次のように話しました。
原喜代志会長「(コメの価格が)高ければいいというわけではなくて、消費者の理解を得られる水準で安定することが必要」
原会長の任期は、26日から3年間です。