夕方、和服に着替えた畑さんが車を走らせます。海沿いにあるカフェを借りてお世話になった人達への開業お披露目のためイベントを開きました。知らせを受けた近所の人や友人が続々と集まってきます。

宇出津の人が集まれば会話は自然と7月4日から行われるあばれ祭の話題に…。

地元の人は
「法被はお揃い?」
「動きはじめは『法被着て行こう』と言うけど、暑かったらTシャツになる」
畑 愛美さん
「参加型の祭りが経験なくて、能登町に来て、参加型の住んでいる人はみんな総出でやるというのが新鮮」


地震で人口減少が加速する能登に加わった若い力。地元の人たちは…

地元の人は
「私たちが引っ越して来た時もあまり人がいなくてさみしい感じだった。こういう風に起業されるというのでここの良さを泊まっていく人が見ていってくれるのでそういう機会を作ってくれるのはありがたい」
地元の人は
「なにがどうしてこの田舎の震災のガチャガチャのところにと思うけど、ありがたい。能登町にとっても貴重な存在」

地域の人に背中を押してもらいながら歩み始めた&線。目指すのは土までも優しい能登のような心落ち着く宿です。

畑 愛美さん
「暮らしながら出会ったもののエッセンスを宿の中に入れていってそれを来た人にも触れてもらって能登の始まりを作っていってもらえたらなと思う」