介護施設で働きながら能登に留まることを決めた畑さん。その思いに応えたいと地元の住民たちが紹介してくれたのがこの建物でした。


築50年の住宅。民泊施設として開業した今も、震災の傷跡は残ったままです。


畑愛美さん
「完成した状態した状態から始めるというよりはゆくゆくのゲストハウスに向けて民泊の期間は育てていくという形で。変化をお客さんにも楽しんでもらいながら作っていきたい」

内装のリフォームは畑さんが出来るところから少しずつ進めています。

畑 愛美さん
「玄関サッシの外側は自分で塗ったけど、内側は珠洲から友達が来たときに塗装のタスクあるけどやる?ってきいてやってもらった」

開業初日の午後。パソコンに向かい畑さんが進めていたのは…ロゴマークの変更作業です。


畑 愛美さん
「夕方の宇出津の海の写真を撮った時の海の色と月の色を参考に。宿なので夕方からその人にとっての物語が始まる場所なのでその色に変える。元々は昼間の海の色をとっていたけど、開業したてだけどあした変えますという投稿」

ゲストハウスを目指して日々、進化していく畑さんの民泊施設。宿のコンセプトは「小さな能登をつづる」来た人に能登の心地よさを感じてほしいと話します。