全国高校野球選手権の出場をかけた球児たちの夏が始まります。7月11日に開幕して、48チームで争う「青森県大会」の組み合わせが決まりました。

26日の抽選会には、連合3チームを含む48チームのキャプテンと監督などが出席しました。組み合わせを見ていきます。

まずは『Aブロック』。2連覇を目指す「青森山田」は2回戦からの登場で、「弘前」と「黒石」の勝者と対戦します。

青森山田 岩川良秀 学生コーチ(3年)
「残り2週間。気の引き締まる思い。チーム一丸となって甲子園の舞台に戻って、(センバツの)リベンジを果たせるようにがんばっていきたい」

続いて『Bブロック』。甲子園に出場経験のある「八戸工大一」、「弘前学院聖愛」がシードで登場。「八戸商業」は部員10人で4年ぶりの単独出場です。

八戸商業 荒谷勇希 主将(2年)
「先輩たちが残してきてくれた野球部なので、自分たちの代で単独で出られることを誇りに思ってプレーしていきたい」

『Cブロック』です。春の県大会3位で42年ぶり東北大会出場で勢いに乗る「青森北」は「名久井農業」と「青森明の星」の勝者と激突します。

青森北 佐藤璃玖 主将(3年)
「自分たちの野球をやるだけなので、正直どこのチームが来ても勝つぞという気持ちでいっぱい」

最後は『Dブロック』。2年ぶりの王座奪還を目指す「八戸学院光星」は、2回戦からの登場です。

八戸学院光星 山上春人 主将(3年)
「夏の大会に向けて実感が湧いてきたのが正直なところ。一戦必勝でしっかり全員がチームプレーを徹底して挑んでいきたい」

また、志願者による開会式の選手宣誓は、大湊高校の飛内樹人キャプテンが務めることが決まりました。

大湊 飛内樹人 主将(3年)
「まず自分を鼓舞するのと、自分のチーム、青森県の全てのチームを鼓舞できるように、堂々と元気よくがんばっていきたい」

大会は7月11日に開幕。はるか夢など県内3球場を舞台に14日間の日程で熱戦が繰り広げられます。

開幕日は「開会式のみ」の実施で、2000年以来25年ぶりに県営球場で行われます。2025年は「ダイシンベースボールスタジアム」、「六戸メイプルスタジアム」での試合はなく、決勝は例年通り弘前市の「はるか夢球場」で行われます。

【第107回 全国高等学校野球選手権青森大会 全組み合わせ】はリンクなどからご確認いただけます。