Amazonが置き配OKのワケ

実はこれらには共通点があって、「自社の配送網で配送しているので、運送業に当たらない、国交省の約款にふれない、あくまでサービスの一環と見なされる」ということです。つまり、さきほど説明した年間約50億個、とされる宅配便の個数にAmazonは入っていません。実際の物流規模は、公表されている数字をはるかに上回る可能性があると言えるでしょう。
置き配のメリット/デメリット

主な非対面の受け取り方法は、「置き配」「宅配ボックス」「コンビニなどでの店舗受け取り」の3つです。それぞれメリットとデメリットを整理してみましょう。
置き配
メリット:費用負担がない デメリット:盗難リスクがある
宅配ボックス
メリット:盗難リスクを大幅に減らせる
デメリット:設置費用がかかる。マンション備え付けの場合も管理費など住民負担であり、個数に限りがある。
指定場所での受け取り
メリット:盗難リスクや追加費用がない。
デメリット:自分で店舗まで取りに行く手間と時間がかかる。