終わらせた「12日間戦争」イランを核武装へと向かわせる可能性も
トランプ大統領が終わらせたと誇った「12日間戦争」。果たして平和につながるのか。
イランの国営テレビによると、議会は25日、国際原子力機関IAEAとの協力を停止する法案を承認しました。

NPT核拡散防止条約は、IAEAによる査察の受け入れなどを義務づけていますが、イランはIAEAに対する不信感を募らせているのです。
今回のイスラエルとアメリカによる攻撃が、イランを核武装へと向かわせる可能性もあります。

慶応大学 田中浩一郎 教授
「どこまで本当に核兵器をいま追求しているのか示す物証は無いままに攻撃が行われている。今の核不拡散体制を弱体化させることにしかならず、最終的にはイランを兵器開発に向かわせてしまうかもしれない環境を用意したことになる」