管理職になることを望まない若者が増えています。業務量は増え続け、もはや“罰ゲーム”とも言われる管理職。その悩みを解決するヒントを探ります。
「自信ない」「興味ない」管理職を望まない若者が増加
まずは若手社員に聞きました。「管理職に将来なりたいですか?」
サービス業 男性新入社員(23)
「管理職にはなりたいです」
サービス業 男性新入社員(22)
「自信ありません...人を導くカリスマ性を持っていないかな」
サービス業 女性新入社員(22)
「自分がやりたいと思うことを重視したいと思って働いてるので、そういう役職には興味ない」

日本能率協会マネジメントセンター2023年によると、管理職に関する調査では、一般社員の77.3%が「管理職になりたくない」と回答。出世を望まない若い世代が増えている傾向が伺えます。
すでに管理職の人は...
車のソフトウエア制作 管理職(54)
「管理職になって20年以上だが、一番悩むのは部下のこと。色んな部下がいるのでその部下とどう向き合うか」
サービス業(ホテル業界)管理職(45)
「慣れたら管理職の方が楽なんじゃないかなと。責任は重いんですけど」

製造業 管理職(48)
「(管理監督者は)残業代がつかないので、残業代を含めると部下の方が給与が高いとかはある」
アニメーション制作 管理職(45)
「(以前は)根性でみたいなのはあったが、今は働き方改革とかもあり、自分たちがやっていたからやれ、みたいなことは言えない」
管理職の悩みはどう解決したらよいのでしょうか。