島根3日目。この日は出雲市のボウリング場を訪れていましたが、いつものチャレンジイベントとは少し違った様子です…。
小林哲也プロ
「もともと島根にくるようになったきっかけっていうのも、2030年に島根国体があるということでそのコーチで呼ばれてこういった形で、
ご縁があってコーチとしてやってるんですけど」
2030年、島根で開催される『島根かみあり国スポ』。
地元開催の国民スポーツ大会に向けて、県は各種目のジュニア選手の育成などに力を入れています。
ボウリング競技の強化には、毎年島根を訪れていた小林プロがコーチとして選ばれ、選手への指導を行っています。
小林哲也プロ
「やっぱ成長が早いですよ、初めて1年経ってないんですけど、1から僕の方で全部カリキュラム組んでやってるので基礎がしっかりできてる、1ヶ月に1回しか会えないけど会うたびにみんな上達しててめちゃくちゃいつも楽しみです」
ボウリングの盛んな地域を相手に島根県が国スポで勝ち上がっていくためには、県全体のボウリングレベルを底上げすることが必要不可欠。
レッスンだけでなく、県内を回ってボウリングを広める活動も、国スポでの勝利を目指す重要な一歩となっているのです。
小林哲也プロ
「まだまだこれからですよね、厳しい部分も多々あります、でも選手みんな一生懸命頑張ってますし、今まで教わってきてない人も多いと思うんですよね、僕が途中から入ってきた中でもみんないろんなことを聞いてくれたりとか、大変な思いもしてると思うんですけどそんな中でも選手が頑張ってくれてるのはほんとにありがたいことで、自分が投げるわけではないんですけども同じチームの1人として戦えるような形で、少しでもお手伝いできればなと思ってます。」
島根の選手たちが全国で戦える力を
身につけるために。
そして、ボウリングというスポーツの魅力を伝えるために。
地道な活動の一つひとつが、やがて島根のボウリングを大きく動かす原動力になる。
その信念のもと、小林プロの挑戦はこれからも続きます。