コメの美味しさを数値で測定「味度」とは?

 備蓄米の流通が増えてきた中で気になるのは、「古古米」「古古古米」の味です。6月24日、大阪市内で「米・食味鑑定士協会」による品評会が行われました。

 コメの美味しさで重要なのが、炊いたときのツヤです。ツヤの正体は、保水膜(コメを炊くときに水に溶け出たデンプンが再付着することでできる)と言い、「味度(みど)」で数値化することができます。保水膜が形成されているとコシや弾力、のどごしもよくなってうま味を感じるということです。測定器では味度を100点満点で表示することができ、スーパーに並ぶコメは平均70点台だということです。