別府市議会は25日、全世帯へのコメの配布などを盛り込んだ補正予算案を可決しました。
別府市議会は最終日を迎え、長野恭紘市長は物価高対策として全世帯へのコメの配布に取り組むとして、総額2億4000万円あまりの補正予算案を追加で提案しました。

予算案では18歳までの子どもがいる家庭1万世帯に対し、1世帯あたりコメ3キロを現物支給します。また、その他の世帯に対しては、1世帯当たり2640円分の「全国共通おこめ券」を配布するとしています。
事業には国の臨時交付金およそ1億円を活用するということです。
採決の結果、補正予算案は全会一致で可決されました。市では8月から順次、コメの現物支給を行い、「全国共通おこめ券」を配布する予定です。