鳥取県立博物館 一澤圭 学芸員
「2時間かければ移動は無理ではない気がするんですが…可能性はなくはないです。
2頭同時に目撃されたわけではなく、同じぐらいの時間に境港と米子で見られたということで、特にそれは群れではなく、それぞれ単独で行動していた可能性も十分あると思います。」

近年、全国的にシカの数は増加傾向にあり、市街地に現れる数も増えていると考えられるといいます。

鳥取県立博物館 一澤圭 学芸員
「基本的には山、林の周辺で暮らしているものなので、エサの問題や何らかの要因で、そちらから出てきてたまたま市街地のほうに出てきた可能性もあります。」

シカは今回、小学校のグラウンドにも出没していて両市の教育委員会は引き続きシカに近づいたり、むやみに刺激したりしないよう呼び掛けています。