新型コロナの新規感染者が増加傾向となっています。専門家はリバウンドの可能性を指摘、感染対策が必要と強調しています。「うんざり」との声もあがるなか、これまで通り、飲食店の時短営業などを続けるのか。国際医療福祉大学・松本哲哉教授と新たな感染対策を考えます。


■“リバウンドの兆候が見え始めている可能性がある”

山形純菜キャスター:
新型コロナウイルスの感染者数はここ数日、増加傾向を示しています。それを受けて厚労省アドバイザリーボードの脇田隆字座長は3月31日、「リバウンドの兆候が見え始めている可能性はある」とし、感染再拡大、リバウンドを注視していく必要があると話しました。

では実際、関東1都6県の感染状況はどうなのか見ていきます。31日までの1週間とその前の週の1週間の7日間平均を比べてみますと、群馬(+32.9人)、栃木(+127.0人)、埼玉(527.6人)、東京(1329.7人)、千葉(+171.7人)が増加傾向。神奈川と茨城が減少傾向となっています。東京は1日平均で1000人以上増えている状況です。