シャハブザヘディ選手のコメント

以下は、シャハブザヘディ選手のコメントから一部抜粋。

Q.手術後、どんな生活だった?
「4週くらいイランにいたけど、3週くらいでリハビリを進めていくかたちで、最後の1週はイランの状況・戦争の状況もあってトレーニングをできるような状態ではなかった」

Q.ザヘディ選手も避難などした?
「最後の1週の間に戦争が始まって、テヘランも標的にされて、実際ロケットだったりミサイルが飛んできた状況もあって、自分も含めて多くの人が避難せざるを得ない状況だった」

Q.ご家族は今もイランに?
「そうです。ただ、この数日で生まれ故郷のマライアに移った」

Q.今後はどのようになってほしいと?
「イランだけでなく世界中に平和な解決がきてほしいと思っている。イランはもちろんそうですけど、イラン人として世界中の平和を望んでいる」

Q.日本までの移動方法は?
「テヘランからトルコの国境へ向けて時間でいうと12時間~13時間くらい車を運転して、そこから国境でまた2~3時間待たされたが、無事に通過。タクシーでイスタンブールまでの国内線がある町まで移動して、イスタンブールから日本に飛んできた」

Q.予定を早めて帰国した?
「元々19日にフライトを予定していたけど、飛行機が飛ばなくなったので早めた」

Q.出身地はイランのどちらに?
「イランの西にある『マライア』という町、そこにもミサイルがあったけど、テヘランに比べると少ない」

Q.日本に戻れたことについては?
「今のイランの状況は非情に難しい状況、家族のことを考えると(色々な気持ちが)ありますけど、自分はプロフェッショナルとして、自分の仕事に専念したい、自分の仕事にコミットしたいという思いがあるので福岡に帰ってきたし、何よりアビスパのサポーター・ファンにたくさんメッセージを頂いて、そこには本当に感謝しているんだ」

クラブによると、ザヘディ選手の今後については、未定とのことだが、復帰を待ちわびたサポーターの期待は高い。