4月に幕を閉じたユニークなかかしの展示「かかしロード280」が、学校と地域が一体となってかかしの制作と展示を行う新たなイベントに生まれ変わり、9月に青森市で開かれることになりました。

18年間にわたり国道280号沿いで人々を楽しませた秋の風物詩「かかしロード280」は、材料費の高騰やスタッフの高齢化などからこの春、幕を閉じました。

しかし、地域の住民や小中学校から継続して欲しいという要望を受けて学校と地域が一体となってかかしの制作や展示を行う「かかしフェスタdeAburakawa」に生まれ変わることになりました。

距離はおよそ1キロ展示するかかしは50体前後で例年より規模を縮小しての開催になります。

※油川中学校・佐藤研校長
「生徒が大人になったときに、将来地域に関わっていけるひとつの大きなイベントになるんでないかなと」

※かかしフェスタdeAburakawa実行委員会 葛西清光会長
「学校と一緒になって、子どもたちの為にかかしをなんとか継続していこうそれがまた地域の皆さんの為にもなるんでないかな、そんな思いで始めることにしました」

※青森市・西秀記市長
「今後はこれが長く続けられるように、そしてその文化の伝承を子どもたちにしていけるような、そういう環境の為に我々も協力をしてまいりたいと思っています。」

イベントは9月20日からの開催を予定しています。