ミスター駅伝と呼ばれ今年1月に現役を引退した中国電力の岡本直己さんが、母校、鳥取中央育英高校の魅力化サポーターに任命され、23日、委嘱式がおこなわれました。

23日、北栄町役場を訪れたのは中国電力の岡本直己さんです。

岡本さんは全国男子駅伝最多の134人抜き、ニューイヤー駅伝には18年連続、全国都道府県対抗男子駅伝には鳥取、広島の代表として19回の出場を果たしたその名も「ミスター駅伝」。

北栄町から母校、鳥取中央育英高校の高校魅力化サポーターに任命されました。

かつては陸上の名門として知られた鳥取中央育英高校ですが、近年は生徒数が減少。
今年度の新入生は定員120人に対し78人でした。

こうしたことから、高校生がいなくなっては町も元気がなくなってしまうと、四半世紀以上トップアスリートとして活躍してきた岡本さんに、陸上の指導などを通じて、魅力ある高校づくりに力を貸してもらうことになりました。

中国電力 岡本直己さん
「自分の今までの経験を還元できるかなと、それを還元したいという思いで今回引き受けました。鳥取中央育英が全国で名前が売れるようにそういった学校づくりをしていきたいなと思っています」

岡本さんは今後、月1度以上は高校に訪れ、陸上部の指導や高校の魅力向上・発信に努めたいとしています。