世界TOP18チームが参戦しているバレーボールネーションズリーグ。世界ランク1位のイタリアにフルセットの末、敗れ初黒星を喫した女子日本代表(同5位)。この試合の解説を務めた元女子日本代表の新鍋理沙(34)さんに試合の振り返りと次戦21日(日本時間)中国戦(世界ランク6位)の見どころを聞いた。※世界ランクは日本戦終了時点
熊崎風斗TBSアナウンサー:
さあ、ネーションズリーグ日本対イタリアの試合が終わりました。フルセット、新鍋さん激戦でした。
新鍋さん:
はい。惜しかったですね。

熊崎アナ:
いやあ、5セット目までいきましたけど、どうでしょう解説し終わった疲れというか、今の心境は。
新鍋さん:
私フルセットすることすごい多いんですけど、なんか終わると「は~」ってなるんですけどなんかまだちょっと、もうちょっと見てたかったなって思うぐらいすごく面白い試合でした。
熊崎アナ:
いい試合でしたよね。
新鍋さん:
良い試合でした。はい。
熊崎アナ:
日本の良かったところって、でもこの時間で語れないですか?どうですか。
新鍋さん:
いや~いっぱいありましたね。まず、やっぱりサーブも良かったし、今日だったらリベロの福留慧美選手中心にディフェンスもすごい頑張ってたし、サイドの乱れたトスは打ち切ってくれる選手もすごく頑張ってたし、本当にそれぞれの役割をしっかり果たしてたっていう印象ですね。
熊崎アナ:
イタリアのエゴヌが世界No.1プレーヤーがあんなに目立たない試合っていうのも少ないですよね。
新鍋さん:
そうですね。試合通して、ずっとあまり印象がないというか。
熊崎アナ:
後半ね、エゴヌ、エゴヌって感じになってましたけど、そこまでちょっと具体的な数字わかんないけど決定率とか、高いわけじゃなさそうですもんね、今日ね。
新鍋さん:
高くなさそう。
熊崎アナ:
ですよね。いやだからそこにまさに貢献したのが福留選手のレシーブであり他の選手たちも結構情報共有してたって言ってましたしね。あのあたりはすごかったですね。