海上自衛隊鹿屋航空基地はヘリコプターの部品を紛失したと発表しました。
鹿屋航空基地によりますと20日午前8時40分ごろ第212教育航空隊の哨戒ヘリコプターSH-60K・8429号機の飛行前点検を行ったところ、メインローターの部品の紛失に気が付いたということです。

紛失したのはヘリコプターがプロペラを収納する際に、クッションとなる部品で、縦45ミリメートル、横50ミリメートル、高さ15ミリメートル、重さはおよそ20グラムのゴム製です。
ヘリコプターは19日、訓練で午前9時12分頃から午後5時43分頃までの間に鹿屋航空基地周辺や東串良町、大崎町、志布志湾の上空をあわせて4回飛行したということです。
基地に戻った機体のチェックをした際には、部品の紛失には気付きませんでした。これまでに部品は発見されておらず、被害も確認されていないということです。