種子島宇宙センターから今月24日に予定されていたH2Aロケットの最終号機の打ち上げは、延期されることになりました。機体の電気系統の不具合を理由としています。
H2Aロケットは、2001年から打ち上げられている日本の主力ロケットです。
その最終号機となる50号機は、今月24日午前1時半すぎ、種子島宇宙センターから打ち上げられる予定でした。50号機には、地球の温室効果ガスなどを観測する人工衛星が搭載されます。
三菱重工業によりますと、今月18日の点検で、機体の電気系統に不具合が見つかったため、打ち上げは延期されることになりました。「原因を究明するとともに新たな打ち上げの日程は今後、調整する」としています。
H2Aロケットは、2001年から日本の主力ロケットとして運用されてきて、今回の50号機で最後の打ち上げとなります。














