夏本番に向けて、ますます気を付けなければならない熱中症。重症化しやすい赤ちゃんや幼児、妊娠中の人は特に注意が必要です。効果的な対策などを、専門家に聞きました。

乳幼児は大人よりも熱中症になりやすい 重症化にも注意!

(保護者)
「1歳半です。(お子さんの熱中症対策は?)口で言えないぶん、こっちも気をつけないといけないんだけど、水分補給と時々涼しいところに連れていく」

【画像①】

きょう(19日)も猛烈な暑さとなりましたが、岡山市内の公園には、帽子や日傘などの熱中症対策をしながら、外遊びを楽しむ親子連れの姿がありました。

(保護者)
「子どもがあまり帽子を被ってくれないので、日傘で陽をよけるように。あとは水をよく飲ませるようにしています」

【画像②】

これからの時期、気を付けなければならない熱中症。小さい子どもは特に注意が必要だと、岡南産婦人科医院の山下医師は話します。

(岡南産婦人科医院 山下聡美産婦人科医長)
「小さいお子さんの場合は、特にからだの中に熱がこもりやすいですので、風通しに気を付けていただく」

【画像③】

乳幼児は、汗をかく機能があまり発達していないため、からだの外へ熱を逃がしにくく、加えて体内の水分の割合が高いため、外気温の影響を受けやすくなっています。

こうしたことから大人に比べて熱中症になりやすく、重症化しやすいと言われています。