津山市の養鶏場で鳥インフルエンザが発生したことを受け、岡山県が行っていた殺処分がきょう(27日)完了しました。

岡山県によりますと、津山市の養鶏場で行われていたおよそ43万羽の殺処分はきょう午後1時半ごろ、完了したということです。

この養鶏場では今月19日、岡山県では今シーズン初めて高病原性鳥インフルエンザの疑いが判明し、20日に遺伝子検査で発生が確定、岡山県が延べおよそ3100人で殺処分などの作業を進めてきました。

岡山県では、引き続き農場内の消毒などの封じ込め作業を継続するとともに、国内で鶏肉や卵を食べて人が鳥インフルエンザに感染した事例は報告されていないとして、風評被害につながらないよう呼びかけています。