長野県南木曽町は、ふるさと納税の返礼品の一部が総務省に申請した基準を満たしていなかったとして、寄付の募集を停止したと明らかにしました。

南木曽町役場 資料


基準を満たしていなかったのは南木曽町がふるさと納税の返礼品にしていた、ひのきを使用した「せいろ」と「おひつ」の2種類・4品目です。

これまでに8件、あわせて34万円の寄付があったということです。

返礼品を提供する事業者が町内の業者に製造を委託していましたが、実際は岐阜県の下請け業者が製造していました。

町は5月下旬、総務省に申請した基準を満たしていないことを確認したとして、すぐに寄付の募集を停止したということです。

再発防止に向け、町は返礼品の申請の際には、実地で確認するとしています。