鹿児島地方気象台は19日、奄美地方が梅雨明けしたとみられると発表しました。
奄美地方は向こう1週間も晴れる日が多い見込みで、気象台は19日午前11時、奄美地方が「梅雨明けしたとみられる」と発表しました。今月8日の沖縄地方に次いで全国2番目の発表で、平年より10日、去年より3日早い梅雨明けです。
奄美地方の梅雨の期間は今年は1か月と平年より半月ほど短く、先月19日から今月18日までの総雨量は奄美市名瀬で平年の半分の214ミリ、沖永良部でおよそ6割の175.5ミリでした。
(住民)「今年の梅雨は雨が少なかった。農作物が心配」
県内各地は晴れて気温が上がり、肝付町前田で35.3度、指宿市で34.4度、霧島市溝辺で32.4度と6月の観測史上、最も高くなりました。伊佐市大口では35.3度を記録するなど、県内で今年初めて猛暑日を観測しました。
(記者)「午前10時前の鹿児島市内です。手元の気温計を見てますと30.5度と朝から強い日差しが照りつけています」
また、鹿児島市で32.5度、喜界島で32.3度となり、19日は33の観測地点のうち31の地点で30度以上の真夏日となりました。
(新潟から帰省)「急に暑くなったので何も対策できていない。暑い、新潟では味わえない暑さ」
(大学3年)
「日差しが強く日陰にいても風だけでは暑い」
「8月9月が心配」
20日の県内も高気圧に覆われて厳しい暑さが続く見込みです。