イスラエル・テルアビブから現地リポート「街は閑散とし、衝撃的な攻撃が続いている」
藤森祥平キャスター:
連日イランからの報復攻撃を受けているイスラエルには増尾記者がいます。現地はいま、どのような状況ですか?

増尾聡記者:
私達が取材を続けているのは、イスラエルの中でも特に攻撃の頻度が高く、集中して狙われている中部のテルアビブになります。テルアビブでは6日間連続で攻撃があり、1日に平均して4~5回、特に夜間の時間帯に攻撃が集中している状況です。
そして今、イスラエルでは全国的に非常事態が宣言されていて、私がいるテルアビブでも多くの飲食店やショッピングセンターは閉鎖を余儀なくされ、学校なども休校となっています。

18日午前中ごろから、少しずつテルアビブには人の姿が出始めました。私は、2024年10月からイスラエルで取材していますが、ここまで閑散としていて、イスラエル国民が警戒し、外出を控えているという様子は初めてです。衝撃的な攻撃が続いてるという印象です。
この後、アメリカが対イランの作戦に参加してくるのか。そうなった場合、イランからの攻撃の頻度や規模はどうなっていくのか。市民の間にも、これまでとは違う緊張感が続いています。