佐渡市出身で、新潟大学を卒業し県警に採用された本間さん。

「白バイを1人で運転して、町を風を切って走っていく姿というのが、すごくかっこよく思えて…」

警察官になったばかりの頃、交通課勤務時代の経験が白バイへの思いを強くしました。

“サイクルポリス”本間朋巡査部長
「悲惨な事故というのを数多く取り扱いまして、そういったときに感じたのが『やっぱり事故っていうのは誰も起こしたくて起こしているわけじゃない』。白バイという機動力を生かして取り締まりをして、1件でも多くの事故を減らせたらいいなと思いました」

違反者の取り締まりでは、時に相手から厳しい言葉を投げかけられることもあるそうです。

“サイクルポリス”本間朋巡査部長
「どんな方であったとしても、取り締まりをすることで『この方の事故を未然に防ぐことができて良かった』と思うようにしている」

そして“サイクルポリス”誕生の意義をこう話してくれました。

「自動車っていうのは免許を勉強して取って乗る乗り物で、自転車は誰でも乗れる。ルールも学ぶ機会も少ないというところで違反が多くて、事故も多いという現状があると思う」

白バイから自転車に乗り換え活動するサイクルポリス。
”交通事故をなくしたい”という思いは変わりません。

“サイクルポリス”本間朋巡査部長
「県内で自転車事故が起こらない、そういった社会になればいいかなと思っています」