そんな安達選手の自宅にお邪魔しました。学校から帰宅すると、野球道具を持って、ある場所へと向かいます。その先には、自宅敷地内に造った練習場がありました。

安達源太郎選手
「気持ちよく打つために90キロぐらいで、100~200球くらい(打つ)」
練習場は父・昇栄千(しょうえいち)さんの手作りです。昇栄千さんは、安達選手が所属する加茂クラブの監督で、自身も中越高校時代に甲子園に出場しました。

父・昇栄千さん
「野球をやりたい子どもたちが、できる環境を、うちの子(源太郎選手)も含めて、地域の人が野球をやれる環境をつくれればなと思ってつくりました」
この練習場では地元の子どもたちをはじめ、安達選手の兄・日本文理高校2年生の煌栄千(こうえいち)さん(17歳)、弟の清士郎(せいしろう)くん(9歳)の3兄弟も汗を流してきました。
親子でのピッチング練習がルーティーンです。

父・昇栄千さん
Q 強みはどこだと思いますか?
「力が強いので、だれよりも…足も29センチぐらいあるのかな」