インバウンドの需要が増える中、飲食業者などに向けた大規模な食材の展示会が、安曇野市で開かれました。

県内最大級という展示会には、飲食店や宿泊施設の関係者などおよそ1000人が集まりました。
業務用の食材を扱う長野市の「ナガレイ」が開いたもので、冷凍や加工食品など、全国130社から2000の商品が集まり、夏を意識したスイーツやドリンクも並びました。

ナガレイ副社長 木下清さん:「インバウンドで長野県へお越しの人数というのが非常に増えている。信州を大々的にアピールするようなコーナーを設けています」
信州牛や信州サーモンなどが並ぶ中、会場で目を引いたのが、チョウザメです。
高森町の新たな特産品を作ろうと商工会の青年部が4年前に養殖を始めました。

このほか、血抜きと急速冷凍の技術で鮮度を保つブリなどの紹介もあり、訪れた人は、誘客につながる食材の味を確かめながら会場を回っていました。