県は最も渋滞が予想される名護市中山の県道84号線で、パークに向かう全長43メートルの右折帯設置の工事を行っているものの、工期は8月までかかる予定です。

しかし、道幅が狭くジャングリア沖縄から名護向けに左折すると、大型車両の場合、対向車線にはみ出す可能性があります。
▼名護市中山区・川野圭輔区長「右折線の長さも僕たちからすると、足りないんじゃないかと思っていますので、これは少し見直しが必要ではないかなと思っています。(住民は)どうしてもこの84号線に出ないと動けない状態ですので、84号線が渋滞してしまうとそれだけで生活に支障がおきるというところが不安になっているところですね」
中山区は3月にジャングリア沖縄の運営会社に交通渋滞への対策や環境問題などについての要望書を提出。運営側の回答によると、右折帯工事の完了までは中山区が希望する誘導員の配置を予定しています。
▼名護市中山区・川野圭輔区長「誘導員の配置に関しても僕たちがずっと声をあげて要望をしてきたので、その対応に関してはうれしいし、またこれをぜひ実現してほしいなと思っています」
運営側は今月末、渋滞対策の詳細を発表する予定です。開業直後は特に激しい渋滞が予想されるなか、北部の暮らしへの影響を抑えるための丁寧な対応が求められています。