日本遺産に登録されている県内の武家屋敷群の写真展が鹿児島市で始まりました。
歴史的魅力や特色を広めようと文化庁が定める「日本遺産」は全国に104件あります。県内では1件だけで知覧や出水など9つの武家屋敷群「薩摩の武士が生きた町~武家屋敷群の麓を歩く~」が2019年に認定されました。
鹿児島市の山形屋で18日から始まった写真展には44点の応募の中から選ばれた18の入賞作品が飾られています。
小中学生部門の最優秀賞は出水麓の武家屋敷の一室を、切りとった作品。

一般部門の最優秀賞は鶴丸城・御楼門と星の軌跡をとらえた写真です。
(見た人)
「(出水に)行ったことがあるし(牛車に)乗ったこともある。明るさとコントラストがいい」
「(小中学生で)興味をもって写真を撮り(賞を)もらっていることが、次世代に繋がっていてうれしい」
写真展は来月1日まで開かれます。