31年前の松本サリン事件などをきっかけにして作られた消防の救助隊が、特殊災害に対応する訓練を行いました。

松本市の芳川消防署で行われた訓練には、松本広域消防局管内4つの消防署から24人が参加し、特殊災害対応隊と救助隊の連携を確認しました。

特殊災害対応隊は、核や生物、化学物質によるテロや災害に対応するため、31年前の松本サリン事件などをきっかけに発足しました。

訓練では危険が伴う場所での救出や、除染の手順を確認しました。


特殊災害の訓練は毎年行われていて、今後も技術や経験の継承につなげたいとしています。