精米業者「想定ほど玄米入ってこない」

一方こちらは、福岡県広川町に本社を置くコメの集荷・販売をするカネガエ。

17日は朝から取引先に依頼された備蓄米の精米を行っていました。

「フル稼働」しているかと思いきや…

カネガエ 米穀部門 森島一紗 部門長
「1日最大70トンを目標に予定は組んでいるんですけど、1日20トンくらいしか玄米が入ってきていないので、毎日何十トンと精米できるように構えてはいるんですけど、まだ思うように玄米が入ってきていないような状態ではあります」

カネガエには先週から備蓄米の精米依頼がきていますが、当初の予想よりも10トンから20トン少ない状況だということです。

カネガエ 米穀部門 森島一紗 部門長
「九州は備蓄米倉庫があると言われている場所から距離もあるので、関東圏とかよりも入ってくるのが時間がかかるのかなと思います」

九州への流通量も今後、増えていくのではとみていますが、備蓄米がいつ入ってくるのか分からない現状に不安を感じると話します。

カネガエ 米穀部門 森島一紗 部門長
「今言われているのがメッシュチェックという品質の検査を経て玄米が入ってきたりというので、何日かずれるというのもお話は聞いているので、入庫予定がまたちょっと後ろ倒しになるのかなというのは考えています。待つしかない状態では今あるんですけど、入庫日が分かって段取りをしてということですので、少しでも早く入庫日が分かればですね」