猛暑日となった松本市の渚消防署で行われたのは、その名も「暑熱順化(しょねつじゅんか)訓練」。
松本広域消防 高度救助隊 和泉幸明隊長:「災害はいつ起こるかわからないので、災害に対応できるように、少しでも長い時間活動ができるよう普段から体を慣らして」

文字通り、隊員たちが暑さや熱に体を順応させて夏場の活動に備えるもので、ヘルメットを被り、消防服を着て暑さに慣らしていきます。
「救助訓練始め!」
防火服には、ペットボトル2本が入るポケットがあり、訓練中も給水が欠かせません。

隊員:「近年異常気象で40度近くもありますが、我々は活動を完結しなければならない使命がありますから。その時も倒れず活動が完結できるよう訓練しています」
改めて熱中症への注意点を聞きました。
松本広域消防救命救急士 原田紘岐さん:「水分補給 塩分の摂取をして、汗をかかなくなってきたら、命の危険信号が出ていますので、十分注意してください」