大阪・関西万博の人気パビリオンで展示された、気分を落ち着かせる空間その名も「センサリールーム」が愛媛県内にやってきました。
黒川莉緒記者
「目に優しい照明と心地よい音楽が流れ、リラックスでき時間を忘れるような空間です」
愛媛県松山市内にある障がい者支援施設の一室に設置された1畳ほどの個室。
「BOX型センサリールーム」とといいます。
寒色系の光とゆったりした音楽が、視覚や聴覚が敏感な人の気持ちを落ち着かせるといいます。
体験者
「旅行に行った気分になる。なんかホッとする」
「そのまま眠ってしまいそう」
大手家電メーカー・パナソニックなどが開発した「BOX型センサリールーム」は大阪・関西万博の「大阪ヘルスケア」パビリオンで展示され、1週間で5000人以上が体験しました。
開発に携わった「Leanon Me」 志村駿介 社長
「障がいの有無にかかわらず、本当に世の中にすごく疲れている方や、しんどくなる方も多いので、いろんな方に利用してもらえたらうれしい」
「BOX型センサリールーム」は、駅や空港、商業施設などへの設置も目指しているということです。
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