2024年7月12日に松山城の城山で発生した土砂災害。
3人が犠牲になったほか、ふもとの住宅地も被害を受けました。

こちらは2025年12月17日に、城山の頂上付近から撮影された、崩壊した斜面の様子です。

現場では、急な斜面に鉄筋を打ち込む作業が行われていました。

復旧工事は、大きく「A斜面」と「B斜面」に分けられて進められています。

いずれも、がれきなどを取り除いて整地した後、複数の鉄筋を打ち込んで、その上から、土の表面が滑るのを防ぐ「植生ネット」と「アルミめっき製ネット」を被せるというものです。

このうち「B斜面」の工事は先月初旬ごろに終わっていて、現在は、残る「A斜面」の工事が、来年2月末ごろの完成を目指して進められています。