7日、種子島宇宙センターで行われた日本の次世代型主力ロケットH3のエンジンの燃焼試験について、JAXA=宇宙航空研究開発機構はさきほど会見し、「データは良好に取得できた」と説明しました。

(JAXA岡田匡史H3プロジェクトマネージャ)「(燃焼試験が)無事に終わって良かったという安どの気持ち」

7日夕方の燃焼試験は、打ち上げに向けた最終試験で、H3ロケットの本体に新型のメインエンジン「LE−9」を2基搭載し、25秒間燃焼させました。JAXAは8日午前10時から会見を開き、7日の燃焼試験について説明しました。

(JAXA岡田匡史H3プロジェクトマネージャ)「計画していた主要な検証項目は良好に終了し、必要なデータを取れている。引き続き総力を挙げてH3ロケット1号機の打ち上げに向けて取り組んでいきたい」

H3ロケットは今年度の打ち上げを計画していて、JAXAは、今回の燃焼試験で得られたデータの分析を進め、具体的な打ち上げ時期を決める方針です。