青森県りんご協会が毎年行っている、リンゴの実のつき具合を確かめる調査が弘前市ではじまり、大雪の影響で生育にばらつきが見られるものの、十分な実の数が確認されました。
県りんご協会の17日の調査は、弘前市下湯口で行われ、主力品種「ふじ」の実の数を調べました。
2025年は大雪の影響で下枝が長い期間、雪に埋まっていたため、実の生育にバラつきが出ているほか、「早生ふじ」などを中心に受粉が出来ない「カラマツ」が一部で見られているということです。
ただ、17日に調査した園地では実の数は平年並みで十分確保できていて、「カラマツ」や病害虫などの被害は確認されませんでした。
県りんご協会 櫻庭佑人 技師
「過着果にならないように、できるだけ早めに摘果作業を進めて頂いて、適正着果は、しっかり守ってもらいたい」
調査は、明後日19日(木)まで県内90か所の園地で行われる予定です。